三条市の21小学校すべては24日、1学期の終業式を行って夏休みをスタートした。
夏休みの始まりは全小学校一緒だが、学校行事や授業時間確保などのため、夏休みの期間は学校で異なり、2学期の始業式は8月27日、28日、31日、9月1日と分かれる
始業式が市内の小学校では最も早い8月27日の一ノ木戸小学校(志賀徹也校長・児童654人)は、3時間の授業を行ったあと午前11時45分から体育館で終業式を行った。
ときどき雨が降って少し動くと汗がにじむ梅雨のような蒸し暑さのなか、児童は代表児童3人の1学期に頑張ったことや夏休みに頑張りたいことの発表を静かに聴いた。
志賀校長は、45歳で宇宙飛行士となってソユーズ宇宙船に乗り込んだ油井亀美也さんについて話し、「夢をもって、その夢が実現できる人って幸せだな、素晴らしいなと思います」、しかしそんなに簡単には実現できないとし「人よりもたくさんたくさん努力をしてやっとかなう」。
また、「あしたからいよいよ夏休み」と言い、楽しい計画をしている人も多いだろうが、「皆さんには夏休みの宝物をつくってほしい」、「夏休みだからできること、うーんと頑張って挑戦してほしい」と述べ、形のあるものでもないものでもと期待した。
最後に「2学期の始業式、またここで、全員そろって元気に会えることを楽しみにしています」と話した。
また、三条市の8つの中学校は小学校より一足早く23日に終業式を行い、小学校より1日早く夏休みをスタートした。始業式は、8月25日大島、26日は第一、第四、本成寺、下田の4校。27日は第二、第三、大崎、栄の4校それぞれ。各小学校の2学期の始業式の開催日は次の通り。