三条市内3地区の夏まつりの皮切り「栄ふるさと夏まつり2015」が25日、市役所栄庁舎駐車場で開かれ、日中のイベントから夜の大花火大会まで、昨年より800人多い延べ2万1,800人(主催者発表)の人出でにぎわった。
正午に実行委員長の金子信幸栄商工会会長と国定勇人市長などのあいさつでスタート。半羽から揚げやかき氷、焼きそばなど、地域の人たちが出店した模擬店が店開きし、ジャズダンス、ふれあい太鼓&永島流新潟樽砧、総踊り(よさこい&hiphop)、うまい棒早食い大会や大声選手権などのステージイベントが次々と行われた。
午前中のくもり空から青空へと変わり、気温は31.4度まで上がったものの、前年の猛暑日の開催に比べれば過ごしやすかったのか、小学生や家族連れなど、切れ目なく会場はにぎわった。主催者によると、臨時の駐輪場を開設するほどで、子どもたちの来場も多かったという。
大花火大会の始まった午後8時は27.7度で、観覧会場の栄庁舎駐車場には、大勢の家族連れなどがシートをしいて花火見物を楽しんだ。「三条市合併10周年記念花火」や「栄の花火」のスターマインがフィナーレを飾ると、会場からは自然と拍手が起こっていた。