小中学校の夏休みがスタートした25日、燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」でワークショップ「木のおもちゃを作ろう!!」が行われ、電動糸のこぎりを駆使した木工作業に親子で熱中した。
三条市のカントリークラフト作家「Country Blue」の山崎さん夫婦を講師に午前と午後の2回行い、それぞれ定員通り10人が参加した。小学校低学年を中心に夏休み初日に課題のひとつをさっそくクリアしようという子どももいれば、子どもだけでなく自分も一緒に参加したお母さんもいた。
作業はウマ、イヌ、ゾウの3種類の動物から好きな物を選び、板から線に沿って電動糸のこぎりで切り出したあと、車輪やしっぽを取り付けたり、タイヤにボタンをデコったり、体に色を塗ったりして完成させた。
小学校2年生の長女を参加させた三条市内のお母さんは「細かい作業が好きな子なので勝手に申し込んだ」と笑い、「見本の通りにできるかと思ったら、子どもたちは意外に個性があって発想がおもしろいと思った」と作業を見守っていた。