「Mackie(マッキー)」の愛称で親しまれる三条市出身のシンガー川上真樹さんのボーカルスクール「One Voice Music Land」県央校は24日、市内の子どもたちのために役立ててほしいと、6月に開いたチャリティコンサートの収益5万5千円を三条市に寄付した。
川上さんとスクールの小学生5人、卒業生の三条市の中学生シンガーソングライター佐藤英里(ひらり)さんの7人が市役所を訪れ、吉田実副市長に善意を包んだのしぶくろを手渡した。
同校は「県央の子ども達と未来を奏でよう!」をサブタイトルに、三条出身の未来ある子どもたちや三条市が、自分たちのもつ音楽という力で元気になればと一昨年から毎年、コンサートを開いている。
チャリティコンサートとしては昨年、三条東公民館で約100人が来場して開いたのに続き2回目。今回は6月28日に三条市総合福祉センターで開き、参加者と観客を合わせて約280人が来場。参加者も趣旨に賛同し、観客と同様に全員が1人500円の入場料に協力した。
三条市への寄付は昨年に続いて2回目で、今回は収益5万5千円を子どもたちのために役立ててほしいと寄付した。
川上さんは、「(コンサートで)子どもたちが頑張った」と話し、吉田副市長は「音楽の一番星を目指す子どもたちに使わせてもらいます」と感謝の言葉を伝え、「三条文化芸術の一番星育成事業」に使わせてもらうとした。