第11回三条夏まつりの初日31日、一ノ木戸商店街から中央商店街を通行止めにして凧と凧ばやし踊りパレード、市民民謡踊り流しが行われ、参加者と見物人合わせて、昨年より1,000人多い23,000人(主催者発表)が三条の夏を盛り上げた。
中央商店街の丸井今井邸前に本部席を設置。午後6時に三条夏まつり協賛会会長の斉藤弘文三条商工会議所会頭の開会宣言で合併後11回目の夏祭りが開幕。市立一ノ木戸小学校児童のオープニング演奏で三条凧ばやしの歌と演奏を披露した。
続いて凧と凧ばやし踊りパレードが一ノ木戸商店街から中央商店街方向に向けてスタート。三条、一ノ木戸、裏館、嵐南の4つの小学校児童482人が児童による「三条凧ばやし」の歌と演奏にあわせて踊り流し、それに続いて三条凧協会の会員や家族など約550人がパレードした。
商店街通りのスピーカーからは、各小学校の児童が歌と囃子で演奏する『三条凧ばやし』が軽快に流れ、約1000人のパレード参加者から「わっしょい、わっしょい」と元気のいい合いの手が響いていた。
市民民謡踊り流しは、事業所や自治会、各種団体など43団体2,200人が参加した。午後7時半に国定勇人三条市長の合図で踊りを開始、三条民謡連盟の演奏にあわせて、そろいの浴衣などを着た参加者が商店街通りを2つの輪踊りとなり、『三条音頭』、『三条おけさ』の順に踊り流した。
夜空は満月が輝き、午後6時の三条の気温は29.2度もあり、湿度も高かった。パレードの子どもたちも民謡踊りの参加者も、あっという間に汗びっしょりになって踊りを楽しんでいた。