三条市まちなか交流広場建設工事の安全祈願祭が2日午前10時から建設地の三条市元町、旧三条市学校給食共同調理場跡地で行われた。
市、市議会、工事関係者、地元自治会長ら30人近くが出席し、紅白幕をめぐらせたテントの下で三上行雄神明宮宮司が神事を行い、設計・管理の株式会社手塚建築研究所の島田真弓さんが刈初之儀、国定勇人市長が鍬入之儀、施工者の株式会社外山組の外山誠一代表取締役が穿初之儀を行った。
国定市長は外出促進につながるためのさまざまな施策を推進していきたい。施設のオープン後は散歩や定期市での買い物の際にお立ち寄りいただくなど、ぜひ多くの方々から愛着をもってご利用いただけるように運営してまいる」とあいさつした。
同施設はスマートウエルネスシティづくりの一環として調理場跡地を生かして高齢者の外出機会を促す全天候型広場として計画された。1,693平方メートルの敷地に木造平屋建て建築面積347平方メートル、延べ床面積277平方メートルを建設する。
全体は外壁のない休憩所で、中央近くの一部を仕切って飲食店を設置。イメージ的には巨大な東屋のように中と外の境界がはっきりしないオープンな空間となる。6月15日着工、来年2月29日竣工で工事費1億3,200万円、全体事業費2億0,551万円。