県央地域体育協会連絡協議会は1、2日の2日間、三条パール金属スタジアムで第21回県央地域選抜少年野球大会を開き、県央地域5市町村から小学生の9チームが参加して熱戦を繰り広げ、弥彦村の「弥彦ザ・ジェイ」が連覇した。
県央地域の野球技術の向上と交流を図ろうと毎年、開いており、県央地域少年野球の甲子園とも。同スタジアムでの開催では、電光掲示板に選手名を掲示し、ウグイス嬢が選手名を1人ずつアナウンスしている。今回は三条東高校の野球部マネージャーが担当した。
構成市町村は三条、燕、加茂、田上、弥彦の5市町村だが、ことしも合併前の旧市町村の枠配分で三条と燕から3チームずつ、加茂、田上、弥彦から1チームずつの計9チームが出場。初日1日に予選5試合、2日に準決勝2試合と決勝の計3試合を行った。試合はトーナメントで時間制限付きの7回戦、決勝戦以外はコールドゲームも採用した。
2日間とも32度を超える炎天下で選手たちはゲームに集中し、熱戦を繰り広げた。決勝戦では「弥彦ザ・ジェイ」が「田上ベースボールクラブ」(田上町)と対戦し、11-6で勝ち、昨年に続いて優勝し、2連覇を勝ち取った。弥彦は初回3点を挙げ、その後も6回をのぞいてコンスタントに点を入れた。田上も1回と6回で3点ずつ獲得したものの及ばなかった。
3位は下条ファイターズ(加茂)と燕スピリッツジュニア(燕)。個人賞の最優秀選手は、五十嵐翔杏投手(弥彦ザ・ジェイ)、優秀選手は藤田拓蔵捕手(田上ベースボールクラブ)に決まった。