第11回三条夏まつりの最終日2日、三条総踊りや商店街夜店市、三条夏神輿が行われ、3日間にわたって行われた夏まつりが幕を閉じた。
夕方から市内5つの商店街で開かれた商店街夜店市。それぞれ趣向を凝らし、子どもたち向けのゲーム、音楽や踊りなどのステージイベントで楽しませた。暗くなるのにあわせるように参加者が増え、各会場とも豪華賞品を用意した大じゃんけん大会や大ビンゴ大会など、子どももおとなも盛り上がった。
三条夏神輿は午後7時に東別院を発進し、本寺小路と新小路を威勢のいい掛け声で練り歩いた。
三条総踊りは、今回初めて三条別院境内を会場に開催した。午後4時半からオープニングパフォーマンスを行い、きらきら保育園の園児と保育士それぞれによる和太鼓演奏、三条商業高校と三条東高校の書道部が順に書道パフォーマンスを披露した。
午後4時は32.6度の猛暑で、夕方になっても気温が下がらないなか、参加者も観客も暑さで顔を赤くした。噴き出す汗を光らせながらもきびきびとした園児や高校生の熱演に、観客は大きな拍手を送っていた。
続いて、午後5時にスタートした三条総踊り。ヒップホップの21グループはじめ、フラダンス1、フラメンコ1、よさこい4の27団体約330人が参加し、ダンスや踊りをつないだ。
フラダンスでは、レイをかけられた観客が前に出て一緒に踊る趣向で、初体験と思われる男性は真剣な表情だったが、ほかの参加者や観客は笑顔がこぼれ、和やかに。フィナーレは、観客も含めて「みんなで総踊り」と題し、「みんなでよっちょれ」を踊りつくし、午後8時に幕を下ろした。