新潟県考古学講演会第1回「停足柵(ぬたりのき)造営後の蒲原郡」が9日午前10時半から田上中学校武道場で開かれる。
奈良大学の坂井秀弥氏が講演「大化改新・渟足柵と越後」、新潟市文化財センターの相田泰臣氏が報告「新潟市大沢谷内遺跡の調査成果」、田上町教育委員会の田畑弘氏が報告「田上町行屋崎遺跡の調査成果」を行う。
大化改新や渟足柵造営直後の7世紀後半の田上町行屋崎遺跡と隣接する新潟市大沢谷内遺跡の調査成果を報告し、古代の蒲原郡と周辺地域について講演し、パネルディスカッションを行う。午後3時半に終わる。
近年の県内で行われた発掘調査結果等からテーマを設定した講演会で、当時の歴史や埋蔵文化財の魅力を知ってもらおうと、専門家が全国的な視野で地域の歴史を語り、地元の埋蔵文化財専門調査員が発掘調査成果を発表する。第2回は10月25日に十日町市で「国県史跡にみる魚沼地方の中世城跡」をテーマに開かれる。
参加は無料だが、申し込みが必要。定員120人で定員になりしだい締め切る。参加したい人は0、7日までにまでに田上町教育委員会生涯学習課に電話、メール、ファックスのいずれかで申し込む。申し込み先は次の通り。
〒959-1503 南蒲原郡田上町大字原ヶ崎新田3070
電話:0256-57-6114
ファックス:0256-57-3111
メール:t1142@town.tagami.niigata.jp