国定勇人三条市長は6日午前10時から市役所で定例記者会見を行い、プレミアム商品券「ひめさゆり商品券」の販売や「しただふるさと祭り」、「三条楽音祭」、「かんきょう庵DE四季を感じNIGHT★ 日本の夏2015」などの開催など6項目を発表した。
先に県央基幹病院整備基本計画策定委員会が県央基幹病院の建設候補地4カ所を示したことについて国定市長は「まあまあ妥当な候補地が示された」とし、われわれがかねてから要望してきた燕三条駅、三条燕インター周辺というところでは、変わっているわけではなく、その範疇」で、「委員会の意見を十分に尊重し、県にしっかり判断いただくことを望む」とした。
燕三条駅周辺は毎年のように冠水が発生していることについては、県央基幹病院の建設がどこになろうと内水対策に取り組まなければならないとし、迫った課題で、燕市と共同歩調をとりながら進めていく。
「たらればの話」と前置きしたうえで、県央基幹病院がどこであろうと配水対策は追加事業として必ず必要になるが、候補地を自分たちで決めていくんだと宣言されたときから県では自分たちの責任の範疇でやっていくんだということを当然、織り込んだうえで発言していると思う」。
「候補地を県の主導のもとでやっていくんだということを県が決意して発表されたときから、そのように受け止めているつもり」で、「われわれ基礎自治体に負担を求めるのはお門違いと申し上げていかなければならない」。
また、県央基幹病院の開院に伴う看護系の養成機関やものづくり大学の設置も検討を進めているが、新設か誘致か、自らでやるか他者の応援を受けるか、あるていどの方向性を見極めない限り「議論自体が絵に描いたもちになってしまう」、「検討委員会が立ち上がった段ではあるていど現実解を見いだしきれるようなものを示す」とした。発表項目は次の通り。