「8月5日はタクシーの日」キャンペーンの一環で三条市タクシー協会(中山真会長・4社)は5日、JR燕三条駅の三条側タクシーのりば付近の清掃を行った。
8月5日の「タクシーの日」は、1912年(大正1)8月5日に、現在の東京・有楽町マリオンに設立されたタクシー自動車株式会社が、タクシーメーターを装備したT型フォード6台で営業を開始した日。タクシー業界で、これを記念し、8月5日の「タクシーの日」に全国各地でキャンペーンを実施している。
新潟県の一般社団法人新潟県ハイヤー・タクシー協会でも毎年、旅行プレゼントなどのキャンペーンを行っており、今回はそれに変えて、県内10カ所以上の協会で駅や海岸、病院などの清掃を行った。日ごろからのタクシーの利用者に感謝の気持ちを込めて、タクシーの利用者が多い主要駅などの清掃を企画した。
三条市タクシー協会では、午後4時からJR燕三条駅での清掃活動を行った。同協会を組織する市内の中越交通株式会社、三条タクシー株式会社、日の丸観光タクシー株式会社、株式会社エスタクシーの4社から役員やドライバーなど2人ずつ計8人が参加した。
「8月5日はタクシーの日」と書かれた黄色いのぼり旗を立てて「タクシーの日」の広報を行いながら、タクシーのりば付近やタクシーが待機するモータープールの落ち葉や枯草などを竹ぼうきではいたり、ごみ拾いトングで拾ったりした。
同駅前はJR職員が清掃していたほか、日ごろからタクシーのりば付近は、ごみなどに気づいたドライバーがほうきではいたりしているということからも、吸い殻や空き缶などのごみはほとんどなかったが、街路樹からの落ち葉は多く、また、アスファルトの上にたまった土を取り除いたり、そこに生えた草取りなどをして、活動後は、さらにきれいになった。