北海道テレビ放送(HTB)の人気番組「水曜どうでしょう」のディレクター、藤村忠寿さんと嬉野雅道さんの2人がファンたちに会いに行く交流旅「水曜どうでしょうキャラバン」が8日、三条市・三条防災ステーション交流広場を訪れており、県外からのファンを含め裕に千人を超す来場者でにぎわっている。
東日本大震災の被災地を中心に回ろうと昨年から東北地方で行っているイベントで、新潟県を訪れたのは初めて。ことしは7月24日から8月9日まで11会場を回り、最終日9日の新潟県・舞子スノーリゾートの前日に三条市を訪れた。
イベントは午前11時から午後4時まで。番組のキャラバンカーを置いて荷台のステージで2人のディレクターが来場者と記念撮影したり、来場者と握手したり、サインしたりと交流。番組グッズの販売や縁日スペースを開設し、地元ではキャラバンのロゴをデザインしたオリジナル六角凧を披露し、飲食の販売、乗馬体験、Eボート試乗なども行っている。
日が陰ったり、風が吹いたりで最近にしては過ごしやすかったが、それでも正午までの三条の最高気温は32.2度の猛暑に。うだるような暑さのなか、来場者はゆるいイベントでまったりと過ごしている。
午前8時半ころから来場者があり、早くから訪れた人の車は半数近くが県外ナンバーで、関東圏はもちろん、秋田県や兵庫県のナンバーも。30歳代、40歳代が中心で、ふだんの三条のイベントとは明らかに客層、雰囲気が違っている。
番組のグッズの購入を目当てに訪れた人が多く、グッズ販売のテントには行列ができ、抽選でグッズが当たるくじ引きには何百人という人たちが列をつくっている。