燕三条地場産業振興センターは、盆の帰省シーズンにあわせて13日から16日まで「燕三条じばさんお盆フェア2015」を開くが、その先行イベントとして8日、金物特価市をスタートした。地場産品を中心に鍋や包丁、キッチン用品や園芸用品などを格安で販売している。
毎年、盆の帰省客や観光客に地元製品のPRに開いている。近年は夏休みの行楽や帰省の分散化もあり、フェアに先駆けてメーンの金物特価市を開いている。帰省のラッシュが始まった8日、同センター駐車場にも岩手、宮城、川越、水戸、長野と県外ナンバーが増えていた。
金物特価市は展示即売所前のロビーが会場。メーカーなどの協力もあり、展示即売場で取り扱っている通常の価格より安く販売している。人気の高級包丁、業務用から家庭用のさまざまな種類の鍋やフライパン、ステンレスやチタンなど燕のエコカップやビアタンブラー、銅製のぐいのみ、ザルやカトラリーといったキッチン用品がある。
アウトドアにもつかえるステンレス製カレー皿、園芸用のはさみやくわ、大工道具なども特価で並ぶ。さらに、ことしは、一部は除くが燕製品が2割引きで買える「ふるさと割」も実施中で、さらに買い得だ。
13日からの「お盆フェア」では、日替わりで実演や体験、直売を行うほか、恒例のちびっこコーナー、1万円の商品券を特等に買い物2,000円につき1回抽選できる大抽選会を行う。
人気の日替わり実演は、14日にまな板削り、14と15日は鎚起銅器、16日に包丁研ぎ、13から16日にチタンタンブラー名入れサービスなど。
このほか、TBS系で放送したテレビドラマ『天皇の料理番』の番組内で使用したカトラリーを展示する。14,15の2日間は各回先着100人の小学生以上を対象に新企画「燕三条○×クイズ」も行う。2日間とも午前11時半開始で10分前に参加整理券を配布し、5,000円旅行券などの賞品を用意する。15日午前11時から、燕市のご当地ヒーロー「方言戦隊メテオレンジャー」も登場するなど、盛りだくさんだ。金物特価市やお盆フェアは、午前9時半から午後5時半まで。