16、17の2日間、三条パール金属スタジアムで第1回大学野球サマーリーグが行われるのを前に、参加する東京六大学野球の慶応大学と明治大学のマネジャーらがこのほど新潟県へPRに訪れた。
同スタジアムは2013年度から慶応大SFC研究所と「スポーツ施設とまちづくりに関する共同研究」を行うなかで、研究者で慶応大野球部OBでもある松橋崇史氏をはじめ野球部OB会「三田倶楽部」の協力で、慶応大野球部が幹事となって各大学に参加を呼びかけ、第1回大学野球サマーリーグが実現することになった。
東京六大学野球の興行試合はこれまでずっと神宮球場で行われており、神宮球場以外で行われるのは初めての歴史を刻む。16日は午後1時から慶応大と明治大が対戦したあと、三条市内中学生との野球セミナーを行う。17日は午前10時から慶応大と新潟医療福祉大、午後1時から明治大と上武大(群馬)が対戦する。入場料は内野席1,000円、外野席500円、高校生以下は無料。売り上げは選手育成協力費に寄付する。
このPRに訪れたのは、慶応大の野球部内野手の4年国富建大さん、同マネジャーの3年上原玲風さん、明治大のマネジャー3年日吉達也さん。3人は三条パール金属スタジアムを訪れて球場の設備などを確認し、「スタンドや芝の管理が行き届いていて、ふだんの神宮と変わらない感じでプレーできる」、「十分過ぎるくらい、いい環境」と試合には申し分ない環境と太鼓判を押した。
六大学野球には地方選手が少ないが、野球教室などを通して地域活性化への貢献もねらいにある。六大学野球は日本の大学野球のなかで最も歴史が長く、「大学野球のトップレベルを新潟の地でお見せしたい」、「来年以降も継続したい」、「各校の応援も楽しんでほしい」と来場に期待した。チケットは三条パール金属スタジアムチケットブースで当日券だけ販売する。問い合わせは同スタジアム(電話:0256-32-8911)へ。