三条市は10日から16日までの1週間、一ノ木戸小学校・第二中学校の屋上プールを開放して、同校児童生徒に限らず広く市民から利用してもらっている。
新校舎が完成した翌年の2013年から毎年、プール開放を行っている。昨年は、裏館小と嵐南小と合わせて3校のプールを開放したが、裏館小は一ノ木戸小学校と距離が近く、嵐南小はプールの不具合で使用を中止しているため、ことしは1校だけで行っている。
同校プールは、水深が100センチから120センチと、同70センチの大小2つある。16日までの毎日午後1時半から4時半まで利用でき、利用料金は三条市民プールと同じく中学生以下100円、高校生以上200円。対象は三条市在住者だが、三条市在住者同伴なら市外の人も利用できる。
未就学児は保護者1人につき2人まで同伴できる。おむつが取れていない乳幼児の利用はできない。水泳帽を着用する。雷や雨で中止する場合もある。
プールの利用は、国道289号(通称:第2産業道路)に面した入り口から入った体育館棟の1階の入口から入り、階段かエレベーターで屋上プールに上がり、受け付けをする。男女別の更衣室が屋上にある。壁面の窓から産業道路を眼下に、市街地を望むこともできる。プール開放の入口は、建物入口や建物内にも案内を張り出している。
開放初日の10日は約100人が利用した。曇りがちだったが真夏日となった12日は、開始の午後1時半からまもなくで小学生を中心に30人ほどが訪れた。夏空の下、夏休みも折り返し地点の小学生はすでに真っ黒に日焼けしており、プールの中から白い歯をのぞかせて「気持ちいいよ〜」と水しぶきを上げていた。