燕市東太田、協栄信用組合本店営業部のロビーで、31日まで燕西幼稚園の園児が描いた絵画が展示されている。
夏の思い出をテーマに描いた3歳児10、4歳児13、5歳児16の計39点をロビーの窓側に並べたパネルに展示している。いずれもコラージュ風な作品で、3歳児は顔を描いた上に、使い捨ての丸皿を利用し、半分に切って赤と緑を塗ってスイカを表現したものを張ってスイカを食べているようすを表現した。
4歳児は色紙に白い絵の具で顔を描いて星形などの紙を張ったものと、幹を描いた上に折り紙で作ったカブトムシやクワガタムシを張ったものがある。5歳児は紺の紙に華やかな色を使って花火を描き、その上に人や家を描いて切り取ったものを張った。いずれも夏の情景を表現したもので、来店者の目を楽しませている。
同店ではこれまでも地元の愛好者が制作した作品を展示したことはあるが、子ども作品を展示したのは初めて。4年ほど前から女性職員だけをメンバーにハートフルプロジェクト委員会を設置して、女性の目線を生かした地方貢献の取り組みを行っている。今回の展示はその取り組みの一環で企画したもので、園児の家族に限らず幅広い人たちの鑑賞の目を待っている。