第30回越後加茂川夏祭りが14日、加茂市市街地を流れる加茂川河川敷で開かれ、小雨が降ったりやんだりの空模様の下、昼のイベントから夜の大花火大会まで昨年と同じ延べ4万5千人(主催者発表)の人出でにぎわった。
ことしも加茂川にかかる諏訪橋と栄橋の間の両岸の河川敷を、上流と下流に川を横断するように設置した砂利の仮橋で結び、祭り会場を用意。午前中から小雨が降ったりやんだりだったが、大降りになることはなく行事はすべて予定通りに行われた。
午後1時から昼の部のイベントを行った。開始前から行列ができた子どもたちに大人気の「ウキウキ桃釣り大会」でスタートし、「ユンボキャッチャー」、キッズダンス、よさこいソーラン、灯ろう流し、ほかにも、県内のアイドル3組が出演した「加茂川コンサート」などが盛り上げた。
夜の部は、午後7時過ぎから開会セレモニーを行い、団体や企業、大学など10団体約500人が参加した「大盆踊り大会」が始まった。
続く花火大会は、ことしも観客と一緒にカウントダウンし、爆音と光のシャワーが大興奮の「噴水花火で幕を開けた。さらに30回を記念した2尺玉5連発などが次々と打ち上げられ、全長2kmの「大ナイアガラ」で夏祭りを締めくくった。