県央地域にサッカーのジュニアユースのクラブチームをと昨年4月に発足した「県央フットボールクラブ(県央FC)」(小日向晃代表)は14、15、16の3日間、三条市総合運動公園でU-14を対象に「KENOHフェスティバル」を開いており、県外を含む13チームが参加して親善試合を行っている。
県外は富山、長野、千葉から4チーム、県内は新潟、長岡、上越、阿賀野から6チーム、そして県央FCから3チームが参加。坂本建築設計事務所、麺道楽天狗屋、幸栄が協賛し、天然芝の多目的広場の2面を使って3日間で37試合を行っている。
初日14日は時折、激しい雨の降るあいにくの天気だったが、このところの猛暑よりはまし。水たまりになってボールが止まってしまうこともあったが、水分を補給品がら熱中症を心配せずに熱戦を展開していた。
県央FCは県内外へ遠征し、練習試合を行っている。つながりのできたクラブを地元に呼んで親善試合を行い、地域の人たちからも試合を見てもらおうと初めて開いた。事務局の鈴木宏彰さん(37)=三条市=は「県外のチームは技術があって足もとがうまいチームが多い。指導方法の参考にもなり、いろいろな意味で刺激になると思う」と話している。