夏休みの終わりに燕市燕地区の商店街を歩行者天国にして趣向を凝らした催しが行われる燕笑店街イベント「200メートルいちび」がことしも22日、昨年より3時間も長い午前11時から午後7時までに延長して開かれる。
大通りを中央通りから並木通りまで、穀町、宮町、仲町、秋葉町と連なる商店街を実際には200メートルどころか約700メートルを歩行者天国にして開かれる。
昭和レトロな名店街がテーマ。燕市商店街連合会による、なんでも100円の100燕(えん)商店街が出現。商店街で発行している満点Sカード500円が抽選で1,000円から5,000円に変身するイベント、午後5時から6時まで燕西小学校によるプチ商店街、3時から4時まで燕東小4年生による店が出る。
消防、警察、自衛隊の車両などの展示や炭酸ロケットやストラックアウトの遊びの天才広場、白山町児童館によるベーゴマやカルメ焼きの体験、燕リトルウイングRCによる昭和のおばけやしき、東児童センターの水ヨーヨーの店、ヒーローメンコ大会、燕市交通公園によるオリジナルうちわ作りと型ぬき、酒呑童子行列のPR。
北越楽器燕センターでヤマハルームコンサート、磨き屋えいじさんが懐かし映像を上映するまちなかライブラリー、燕市のきららん、弥彦村のもち-うさぎ、燕・戸隠神社のつばくろちゃんが登場するゆるキャラコーナー、燕市健康づくり課の健康コーナーなど盛りだくさんだ。
飲食などは同時開催の燕の青空市「ツバメルシェ」が担当し、市内から20店が出店する。午前10時から午後3時までことしも大曲河川公園多目的広場から商店街近くの船着き場までEボートで川下りする「燕楽・水辺の巻」を行い、浴衣での来場者には総合受け付けで光るブレスレットをプレゼンとする。
第四銀行燕支店前ではステージイベントを「燕芸祭」を行い、地元の飛燕太鼓の演奏会と体験会、バンド演奏やファイアーパーフォーマンスを行う。初めての試みなのが飛び入りステージ。午後1時から1時間、3時から2時間行い、1団体出し入れ込み30分の持ち時間でダンス、バンド、パフォーマンスなどで飛び入りできる。
ことしで15回目になる恒例イベント。継続が難しくなる時期もあったが、ことしは例年になく関係者の士気が上がっている。例年、午後3時から8時までの5時間で開いてきたが、騒音の問題もあって終わりは7時までと1時間繰り上げることにした一方、せっかく手間と時間をかけて準備するのならもう少し長くと、始まりは1時からという意見が出た。それなら飲食の販売も当て込んでいっそ昼食の時間もと、午前11時スタートで8時間の長丁場とした。
付近には駐車場場ないので燕市交通公園駐車場に駐車でき、午前10時半から午後7時まで会場までのシャトルバスを運行する。燕芸祭の飛び入りなどの問い合わせは燕商工会議所(電話:0256-63-4116)へ。