21、22の2日間、開かれた三条市で小学生が職業体験をする「キッザニアマイスターフェスティバル in 三条」で22日、二七の定期市が開かれた中央市場でも子どもたちが職業体験した。
二七の定期市会場で「キッザニアマイスターフェスティバル in 三条」、三条マルシェグッズの販売
定期市では2つの職業体験が行われ、いずれも三条市の職員の体験。ひとつは三条マルシェのグッズの缶バッジやハンドタオルを販売する体験に3年生から5年生の4人、定期市の情報紙に掲載する記事を作成する体験に2年生2人が参加した。
早朝は体験の実施が難しいと思うほど激しい雨が降ったが、午前9時からの体験にあわせるように雨があがった。子どもたちが立つ三条マルシェグッズの販売は、定期市のなかでは注目度抜群。通りすがりに二度見して足を止める人も多く、値段も300円、500円と安いので駄賃代わりに買い求めた。
「三条マルシェの会場よりも売れてるかも」と担当の市職員も苦笑い。「缶バッジはまぜて売った方が探すのが楽しいよ」と売り方をアドバイスしていく人もいた。
取材体験の子どもたちは、レポート用紙とボールペンを手に露店を回り、考えてきた質問をぶつけた。露店商は子どもたちのほうに首を伸ばして商売のこつなどを子どもたちにもわかりやすく話してあげていた。
三条マルシェグッズの販売に姉妹で参加した笹岡小の5年生と3年生は、昨年も参加して三条鍛冶道場で馬ていを作る体験をした。「ほかの体験に参加したかったけど、定員になっていて参加できなかった」と思い通りにはならなかったが、「でも大変だけど楽しい」と話していた。