三条市のセカンドライフ社会参加支援拠点「セカンドライフ応援ステーション」では、27日午後2時から三条東公民館で第3回のセミナー事業「セカンドライフ応援セミナー」を開く。
第1回は「シニアの就活のポイントは?」、第2回は「そろそろボランティア入門」のテーマで開いたが、今回は視点を変えて郷土の先人、三条市名誉市民の漢学者、諸橋轍次(1883-1982)の後半生を紹介する。
諸橋轍次はのちに「大漢和辞典」の編さん、刊行し、文化勲章を受けた。62歳で空襲で大漢和辞典編さんの多くの資料を失い、63歳で片目を失明。そのなかでもあきらめずに偉業をなした。セカンドライフを考えるきっかけにしてもらう。
講師は諸橋轍次記念館の羽賀吉昭館長が「名誉市民 諸橋轍次のあきらめない後半生」をテーマに1時間、講演する。シニア世代はもちろん、これからシニア世代へ向かう人やセカンドライフに関心のある人に幅広く参加を呼びかけている。定員20人、参加は無料。参加したい人はセカンドライフ応援ステーション(電話:0256-47-0033、ファクシミリ:0256-47-0099、電子メール:secondlife-sanjo@rhythm.ocn.ne.jp)へ申し込む。セカンドライフ応援ステーション - 三条市