新潟県中小企業家同友会三条支部(山田泰士支部長・33人)は24日、同支部の8月ミニ例会を開き、経営指針を成文化したあとの変化など(株)村電テクニカルサービス=村上市=の3代目小野寺秀樹代表取締役に同社の事例などを聴いた。
同友会は、中小企業経営者の全国組織でおよそ5万人が会員。新潟同友会は、新潟、燕、三条、長岡、上越、下越南、村上、新発田、佐渡の9支部があり、計約580人の会員がある。
通常の例会では、会員同士が学び合い、互いの経営の在り方の意見交換などを行っている。同例会では、同じ立場の経営者として、事例報告を行っており、同会では、「講師」ではなく「例会報告者」と呼んでいる。
午後6時半からザ・ガーデンテラスおゝ乃=三条市=で開き、25人ほどが参加。「県北の風雲児!3代目の揺るぎない決意 4年後売上2.5倍、社員の幸せ5倍に挑戦!」をテーマに、今例会の報告者、小野寺社長の報告を聴いた。
小野寺社長は、自身の生い立ちから、社歴、ダム・河川の水門設備の点検修繕など現在の事業内容、同友会に入会し「第20期経営指針を創る会」の受講、これから・・こうなりたいなどの項目で話した。
質疑では、社員といっしょに現場に入り、目の前の仕事に追われていた日々から、経営者として現場を離れたといったことについて、現場を離れたときに売上は落ちなかったのか、どういうやり繰りをしたのかなど、次々と手が上がった。