8月1、2の2日間、埼玉県熊谷市で開かれた第20回全国ジュニアゲートボール大会でベスト8になった燕市・吉田北ジュニアは24日、鈴木力市長を表敬訪問した。
中学校3年生以下が対象の全国のジュニアゲートボールのチームによる大会。吉田北ジュニアは昨年11月の新潟県ジュニアゲートボール選手権大会に出場し、8チームで競って優勝。3年連続の全国大会出場を果たした。
全国大会には都道府県代表の28チームが出場し、吉田北ジュニアは4チームずつに分かれての予選リーグで2位となり、決勝へ進出。初戦で広島県代表の広島楓キッズを下してベスト8となったが、続く準々決勝で岩手県代表の久慈来内ジュニアに敗れた。
全国大会に出場した選手7人は、ユニホームの水色のポロシャツに紺の短パンで監督やコーチとともに午後4時に市役所を訪れた。選手は小学校5年生がひとりのほかは中学生。主将の燕中等教育学校3年頓所自然さんが成績を報告した。
県大会は3年前、2年前と2位で、昨年は初めて優勝で、全国大会出場はことしで3年連続。一昨年はベスト8、昨年は予選リーグ敗退、そして今回は一昨年を上回るベスト4を目指したが、2回目のベスト8にとどまった。
選手たちは「ことしは決勝トーナメントに行けて良かった」と喜ぶ反面、久慈来内ジュニアの戦い方が「うざかった」と表現する子もいた。主将の頓所君は来年、高校生になってこのチームから離れるが、加茂市の高校生のチームからスカウトされていると話していた。
関係者らは「予選突破できないと吉田へ帰ってこれないかと思った」、「全国大会の審判員からことしの吉田北はどうかと言われるようになった」とチームへの活躍に期待が高まっていることを喜んでいた。