燕市教育委員会は5日午後1時から燕市役所つばめホールで元女子ソフトボール日本代表監督の宇津木妙子さんを講師に講演会「夢をあきらめない」を開く。
宇津木さんは埼玉県生まれで名門星野女子高校(現星野高校)を経て日本リーグ1部だった岐阜ユニチカ垂井に所属、74年に世界選手権出場した。85年に現役を引退するとジュニア日本代表コーチを経て日立高崎(現ルネサスエレクトロニクス高崎)の監督に就任。今は日本ソフトボール協会常務理事(国際委員長)、文部科学省中央教育審議会委員等を歴任する。
日本代表監督として98年に世界選手権で銅メダル、00年のシドニー五輪で銀メダル、04年のアテネ五輪で銅メダルを獲得。アテネ五輪では投手に上野由岐子を擁し、宇津木ジャパンとして活躍し、感動を呼んだ。今も日本のソフトボール界の顔として課外授業の講師や講演活動を精力的に行い、熱血先生、指導者として活躍している。
今回の講演会は燕市体育施設指定管理者となっている燕市体育協会・ミズノグループが主管。燕市体育協会・ミズノグループは、昨年11月にも宇津木さんを燕市に招いてソフトボール教室を開いている。また、宇津木さんの名前を冠した第1回宇津木妙子杯ソフトボール大会を20日にスポーツランド燕で開くことになっている。講演会は参加無料。問い合わせは燕市の社会教育課スポーツ推進室(電話:0256-77-8368)へ。