9月1日の「防災の日」、9日の「救急の日」にちなんで三条市消防本部と燕・弥彦総合事務組合消防本部は、6日午前10時から午後3時までことしも燕市井土巻3、イオン県央店駐車場などで「消防防災・救急フェア」を開き、はしご車や起震車「なまずIII世号」の体験をはじめ、ちびっこ消防隊などのイベントを行う。
毎年、両本部の消防車両も参加して行うイベントで、人気のはしご車搭乗体験は、両本部のはしご車が交互に運転する。搭乗体験は、先着100組(1組2人)で、当日の午前10時と午後1時にそれぞれ午前分と午後分として整理券を配布する。午前の配布は、開場前から行列ができることも多いようだ。
起震車「なまずIII世号」は、2年ぶりの登場。上下、前後の2方向からの揺れに、もう1方向加わる3方向からの複合的な揺れを体験できるもので、中越地震、東日本大震災など過去の地震の揺れを忠実に再現するプログラム、さらに想定をもとに東南海・南海地震の揺れも体験できる。
このほかにも、救助訓練体験のちびっこ救助隊、子ども用防火衣を着て放水するちびっこ消防隊、初期消火訓練、濃煙体験、総務省より配備された支援車や資機材搬送車の展示、ぬり絵、救急車転移zや応急手当指導など盛りだくさんだ。
毎年、子ども連れを中心に大勢が来場し、さまざまな体験や消防車両を前に記念撮影をしたりと、カメラ持参で訪れている。同フェアは、小雨が降っても実施するが、災害発生や降雨の状況によっては中止する場合もある。