燕市・大通商店街のオーディオ専門店「SOLOT AUDIO(ソロット・オーディオ)」は13日、同店でハイレゾサウンド体感試聴会を開くので、オーディオマニアはもちろん、音楽が好きな人などに参加を呼びかけている。
1時間半の体験を午後2時からと4時からの2回行い、定員はそれぞれ9人。4時からの回はすでに定員に達しているが、2時からの回にまだ空きがある。
燕市PR大使のフルート奏者、本宮宏美さんが所属する音楽事務所「オトノハコ」(新潟市西区)が共催。同店の大塚直巳店主をプレゼンターに、ヤマハミュージックジャパンAV・流通営業本部の八木伸和さんが再生機器の説明、オトノハコの笠原厚浩社長が本宮さんのハイレゾ音源の再生、大塚店長がハイレゾ音源の仕組みを案内し、ハイレゾ音源を試聴する。
ハイレゾ音源は、音楽CDを超える音質の音楽データのこと。再生方法は大別してパソコンを使ってデジタル信号をUSB経由で入力し、アナログ信号に変換して出力する方法と、専用機のネットワークオーディオプレーヤーを使ってネットワーク経由で再生する方法があり、それぞれの再生方法を試す。アンプはヤマハのCD-S3000、スピーカーはJBL スピーカー 4429を使う。
試聴する音源は、本宮さんの音源のほか、用意するいろいろなジャンルのリストからリクエストしてもらう。本宮さんの音源は、ことし4月にリリースしたアルバム「天真爛漫」のハイレゾ版を聴く。この音源は発売しておらず、CD用に最適化する前のスタジオで録音した品質のサウンドを聴ける貴重な機会だ。
笠原社長もオーディオに明るく、たびたび同店へ顔を出し、大塚店主と話すなかで、本宮さんのハイレゾ音源を試聴できないかと、試聴会の企画につながった。大塚店主は「音のいいハイレゾ音源は、それまで聴こえなかった音に気づくなど、新しい音楽体験できる。それによって同じ音楽をより楽しんで聴くことができる」と、ハイレゾ音源の魅力を話している。参加は無料だが、参加したい人は同店(電話:0256-47-1334)へ申し込む。