燕三条のものづくりや地域文化をPRしようと、ことしも燕三条のおいしいものと楽しいことを集めた「燕三条食の陣」が20、21の2日間、燕三条地場産業振興センターで開かれる。
最初の2年は「カレー産業博」の名称で“B to B”を主体に直接、地元産業の活性化をねらったが、昨年から「燕三条食の陣」と改称して“B to C”にメーンターゲットを変えて開き、ことしで4年目になる。
ことしもグルメ屋台が並び、投票によるグルメグランプリも実施。海上自衛隊によるカレー振る舞いも恒例だ。ほかにもゆるキャラと撮影会&握手会、ステージイベント、精進料理に展示・説明、カレーラーメン体操、アウトドア体験教室など盛りだくさんだ。
昨年、初めて行った食器のデポジット制度は、ことしも継続。食器を500円で貸し出し、その食器で屋台が用意するミニサイズのメニューが食べられる。食器はアウトドア用のステンレス製のシェラカップで、水だけで頑固な汚れも洗い流せるゼロクリア加工が施されたもの。市場価格は1,600円なので、持ち帰った方がお得だ。
また、20日午後1時半からマルチメディアホールで小説家の林真理子さんによる講演会を開く。テーマは「私の仕事から」。定員300人で入場無料だが、入場券が必要。入場券は燕三条地場産業振興センター、三条と燕の商工会議所で配布する。
駐車場問題を解決するために三条防災ステーションに臨時駐車場を開設し、会場との間で無料のシャトルバスを運行。シャトルバスを利用したすべての人にすべての飲食、物販で使える200円の燕三条食の陣商品券をプレゼントする。
実行委員会の池田弘実行委員長は、それがうまく機能すれば昨年の2、3割増しの人出が期待できるとしている。