燕・弥彦科学教育センター(所長・上原洋一燕市教育長)は12、13の2日間、燕市吉田産業会館でことしも「燕市・弥彦村児童生徒科学作品展」と「燕市・弥彦村園児作品展」、さらに「青少年のための科学の祭典 燕・弥彦大会」を開いており、大勢の来場者でにぎわっている。
毎年恒例の事業で、児童生徒科学作品展に小学生649点と中学生28点の677点、発明工夫作品が小学生70点と中学生3点の73点、園児作品展に323点、合わせると千点を超す作品群を一堂に展示。審査を行って金賞と銀賞を決め、県の模型展、発明工夫展、標本展に出品する作品も決めてある。
子どもたちが楽しみにしているのが、「青少年のための科学の祭典 燕・弥彦大会」だ。NPOや団体、企業、部活、団体、個人などが科学にちなんだブースを出展する。2日間とも12団体が出展し、電子顕微鏡をのぞいたり、おもちゃを手作りしたり、電気実験を見学したりと科学をワークショップ風に体験できる。
参加したブースからスタンプを押してもらうカードを発行しているので、順番にすべてのブースを回る子どもも多く、子どもたちは夢中で取り組み、熱気にあふれている。また、2日間とも午前11時からと午後2時からの2回、行っているおもしろ科学ショーでは、「空気をあやつれ!!大道芸人とその弟子」として空気砲やシャボン玉を使った科学実験を行っており、12日の午後2時からの回は100人近くが見学し、ショーのあとは自分で実験を試していた。
昨年は2日間で2,600人が来場している。13日も午前10時から午後5時まで開く。科学の祭典の出展ブースは午後3時半まで。入場無料。