加茂美術協会(泉田悟会長・会員70人)主催「第19回加茂の“今”展」が18日から21日まで加茂文化会館で開かれており、会員作品や公募作品104点を一堂に展示して加茂の美術界の今の姿を見てもらっている。
展示作品の出品者別は、会員出品が57人の69点、公募出品が32人の34点、委嘱出品が1人の1点。部門別の点数の内訳は日本画13、洋画25、工芸15、書道24、写真19、彫刻2、生け花6となっている。
会員になるのに条件はなく、加茂市民に限らず近郷の加茂にゆかりのある人もいる。公募作品は主に会員の教え子の出品。会員は県展や芸展の常連も多く、加茂の美術界を凝縮させて見せて見せてくれている。
加茂美術協会は古くからあるが、新潟県美術展覧会の巡回展が加茂市で開かれたのを契機に、組織をかためようと1991年に今の形になった。それに伴って毎年の作品展も97年から今の名称に変え、加茂の美術界の今の姿、現状を見てもらう作品展となることに重きを置いている。毎年延べ千人前後の来場者がある。毎日午前9時から午後5時まで、最終日は午後4時まで、入場無料。