燕三条のものづくりや地域文化をPRしようと、ことしも燕三条のおいしいものと楽しいことを集めた「燕三条食の陣」が20、21の2日間、燕三条地場産業振興センターで開かれており、初日20日は朝から大勢の来場でにぎわっている。
最初の2年は「カレー産業博」の名称で“B to B”を主体に直接、地元産業の活性化をねらったが、昨年から「燕三条食の陣」と改称して“B to C”にメーンターゲットを変えて開き、ことしで4年目になる。
20日は午前10時から開会式、テープカットを行って開幕。多目的ホールの地場産品展示・物販ゾーンに17、屋外駐車場のグルメ屋台村ゾーンに36の合わせて53の店が並び、燕三条の食を販売するとともに、産品の販売も行っている。
昨年に続いて食器のデポジット制度を行い、頑固な汚れが簡単に洗い流せるゼロクリア加工を施した市場価格1,600円のシェラカップを500円で貸し出し、そのまま持ち帰ってもいいし、返却すると500円を返してもらえる。
ほかにもゆるキャラと撮影会&握手会、ステージイベント、隣接の三燕みどりの森公園ではNPOネットワークみどり緑によるアウトドア体験教室など盛りだくさんのイベントが行われている。
初日は開場前から約200人が集まり、人であふれた。今回は三条防災ステーションに設置して臨時駐車場に車をとめて無料のシャトルバスを利用すると、会場で使える200円分の商品券をプレゼントしている。5人家族なら合わせて1,000円分にもなり、昨年のシャトルバス利用は2日間で80人だったが、今回は開場から1時間ですでに100人を超えていた。
翌21日は毎回恒例の呼び物、午前11時からと午後2時からの2回、各回300食限定で海上自衛隊カレーの振る舞いがあり、それぞれ午前10時15分から、午後1時45分から先着順で事前引換券を配布する。
午前10時から午後4時まで開ている。入場無料。