三条夏まつり協賛会(会長・斉藤弘文三条商工会議所会頭)は18日、ジオ・ワールドビップで三条夏まつりの第4回全体会議を開き、各部会ごとに実績報告と反省事項をまとめ、報告などを行った。
会員や関係指導機関など57人が出席。斉藤会頭はあいさつで、ことしも夏まつりが協賛企業や市民など大勢の協力で無事にそれなりの成果で終わったことに感謝。ことし三条、栄、下田の合併から10周年で、「なんとか節目の年にふさわしい夏まつりにしたいと、計画も1カ月ほど前倒しして計画を練らせていただいた」とし、時間を一昨年より30分延長した花火大会は、事故もなく無事に終わらすことができたと、あらためて警察や関係者に感謝した。
しかし、「反省会では数えきれないほど反省事項ががでてきていることから、今日はみなさんと一緒に討議し、来年はさらにいい夏祭りができることを願い、忌憚(きたん)のない意見を」と求めた。
協賛会名誉会長の国定勇人市長は、「本当に素晴らしい夏まつりを大勢の市民の皆さまがたに提供いただいたと素直に思っております」と協力支援に感謝した。
議事では、実施報告と反省事項について報告。民謡踊り流し行事では、素晴らしい踊りをした団体を表彰するなどして参加者のモチベーションを上げる工夫や観覧者も楽しめる工夫をした方がいいなど。大花火大会では、食品提供ブースについてサービスはできたと思うが、会場が狭すぎるので来年は場所の移動も検討する必要がある。
三条総踊り行事では、三条別院の未舗装の境内での実施だったことから、土の上で滑ることなどから本来のパフォーマンスができなかったとの声が上がり、三条別院以外での会場を検討する。演武参加団体を増やすため、各団体への謝金の支払を検討する。商店街夜店市は、来場者が減少傾向で、現在5つの商店街が5会場で開催しているが、共同開催も視野に入れて検討することなどが報告された。