燕市・大河津分水の歴史や役割を大勢の人から知ってもらおうと活動する任意団体「Love River Net(ラブ・リバー・ネット)」(樋口勲会長・メンバー10人)は19日、信濃川河川事務所大河津出張所付近で「大河津分水サンクスフェスタ」を開き、ミニコンサートやトークライブを行った。
昨年11月に「Love River Net」が発足してから初めての本格的な自主イベント。午前に小川で「水辺のいきもの探検隊」、午後から「キャンドル★凧づくり」、「つばめキャンドル」作り、「風よけランタン」のカラーリングのワークショップを行った。
その後、燕三条エフエム放送の番組も担当したことがあるラジオパーソナリティーの遠藤麻理さんから「みずべトークライブ」、最後に燕市PR大使のフルート奏者、本宮宏美さん(31)のミニコンサートを行った。
朝のうちは強い雨が降ることもあったにもかかわらず、スタートの「水辺のいきもの探検隊」には約30人が参加し、雨が収まるのを見計らってなんとか予定通りにできた。
フィナーレの本宮さんのミニコンサートは約80人が来場した。会場は大河津出張所内なので天気の心配はなく、つややかなフルートの音色をたっぷりと味わった。1時間足らずのコンサートが終わるとちょうど日没のころ。大河津出張所前や帰り道の旧洗堰の上の通路に火をともしたキャンドルで飾って来場者を見送った。