第8回寺子屋つばさ100km徒歩の旅の報告会が27日、燕三条地場産業振興センター・リサーチコアで開かれ、8月に4泊5日で弥彦山登山を含め三条市、燕市、弥彦村と100キロを歩き抜いた4年生以上の小学生77人が、あらためて保護者や実行委員会(嘉瀬一洋会長)、学生スタッフとともに5日間を振り返った。
嘉瀬会長はあいさつで「できないことができる。これが100km」で「これからの実生活のなかでも続けてほしい」と求めた。いつか学生スタッフになって100kmに戻って来ると感想を書いた子どもがあったことを紹介し、「そういうことが積み重なって、なりたいあなたになれる」。全国17カ所で同様の事業が行われており、「この輪がどんどん広がるのを期待する」と話した。
坂井伸団長もあいさつで、100kmでの経験が習慣になるよう子どもたちに求めた。そのあとスタッフ研修回顧録、本番映像のDVDを放映し、学生スタッフに感謝状を贈呈。参加社代表で上林小6年井上廉士君と笹岡小5年難波莉緒さん、保護者代表で金子碧空の母、亜紀子さん、学生スタッフ代表で長岡高専2年野沢貴志さんと新潟医療福祉大学1年宮時紗良さんがそれぞれあいさつした。