県内では初めてとなる全国産業観光フォーラムが10月1、2の2日間、燕三条地域で開かれ、スノーピークの山井太さんによる記念講演をはじめ、分科会、エクスカーションなどが行われる。
1日は開会式、記念講演、記念対談、分科会、交流会、2日はエクスカーションが行われる。午後1時半から燕三条地場産業振興センターでの開会式で始まる。2時半からスノーピーク代表取締役の山井太さんを講師に「燕三条とスノーピーク」のテーマで記念講演、続いて山井さんと中川政七商店(本社・奈良県奈良市)代表取締役の中川淳さんのふたりで記念対談を行う。
4時10分から3つの分科会を開く。それぞれのテーマは、「『こうばが扉を開く!』〜『燕三条 工場の祭典』から見える 燕三条の未来〜」、「『熱き語り手』〜扉の向こうにいた職人が、いま、その思いを熱く語る〜」、「『ザ・オープンファクトリーズ』〜私たちが進める オープンファクトリー〜」。
5時35分から分科会報告と総評、6時20分から燕三条ワシントンホテルに会場を移して交流会を開く。
2日のエクスカーションは、午前コースと午後コースが2コースずつ、1日コースが2コースの計6コースを行う。
全国産業観光フォーラムは、各地の産業観光への取り組み先進事例の広報、PR、関係者の情報交換の場として毎年、開催地を変えて開かれており、ことしで15回目、県内での開催は初めて。昨年は秋田県鹿角郡小坂町で開かれ、約500人が参加した。
今回は燕三条地域での開催ということで、全国的に注目を集める燕三条地域の工場の一般公開「燕三条 工場の祭典」が1日から4日まで開かれるのにあわせて会期を設定した。約400人の事前申し込みがあり、加えて当日参加も200人から300人ほどある見込みだ。
記念講演や記念講演は誰でも聴講でき、フォーラム実行委員会では気軽な参加を呼びかけている。問い合わせは事務局の燕三条地場産業振興センター燕三条ブランド推進室(電話:0256-36-4123)。分科会の詳細は次の通り。
■第1分科会 テーマ「こうばが扉を開く!」〜「燕三条 工場の祭典」から見える 燕三条の未来〜
■第2分科会 テーマ「熱き語り手」〜扉の向こうにいた職人が、いま、その思いを熱く語る〜
■第3分科会 テーマ「ザ・オープンファクトリーズ」〜私たちが進める オープンファクトリー〜