三条市は7日夕方、マイナンバー制度に便乗した不審な電話に注意を呼びかける安心・安全情報メールを配信した。
メールによると、三条市内でマイナンバー制度に便乗した不正な勧誘や個人情報の取得を行おうとする不審な電話が発生している。県外では実際に詐欺の被害が発生しており、十分に注意し、不審な電話などがあったら、市民なんでも相談室に連絡するよう呼びかけている。
防犯ポイントとして、マイナンバーの通知や利用の手続きで、口座番号や暗証番号、所得や資産の情報、家族構成、年金・保険などの情報を電話で聞くことはいっさいない。
電話や訪問によるマイナンバー制度に便乗する過度に誇張した商品販売や不正な勧誘などには十分に注意する。「なりすまし」の郵送物に注意し、マイナンバーは通知カードで簡易書留で各世帯に郵送されるので普通郵便でポストに入っていることはない。
消費者庁によると、公的な相談窓口を名乗る者から電話があり、偽のマイナンバーを教えられた後、公的機関に寄付をしたいという別の男性から連絡があり、そのマイナンバーを貸してほしいと言われたので教えると翌日に「マイナンバーを教えたことは犯罪に当たる」と寄付を受けたとする機関を名乗る者から言われ、記録を改ざんするために金銭を要求され、現金を渡してしまうという事件が発生している。
【連絡先】
三条市役所 市民窓口課 市民なんでも相談室
電話:0256−34−5511(内線711)
【マイナンバー制度に関する問合せ】
三条市役所 市民窓口課 市民総合窓口係
電話:0256−34−5511(内線292)