三条市本町6、「かじまちの家」に事務所を置く「地域たすけあいネットワーク」は、18日午前10時から同所で2年ぶりの「かじまちの家 感謝デー」を開き、「福島を忘れない!!」をテーマに福島の子どもたちを受けいれた人の体験談や音楽ライブ、遊休品販売、バザーなどを行う。
体験談は午後2時から行い、東日本大震災で福島から避難してきた人たちを受け入れた三条市民の話を聴く。音楽ライブは午前11時から加茂市出身のシンガーソングライター藤本すすむさんが出演。さらに午後1時半から三条市の渡辺千恵さんによるフルート演奏があり、藤本さんも共演。フィナーレは午後2時40分から職員による「マツケンサンバ」の踊りなどの出し物で締めくくる。
来場者にはバルーンアート限定100個、ポップコーン限定200個のプレゼントがある。バザーはおこわ、パン、笹団子、ケーキ、コーヒー、ココアなどを販売し、収益は東日本大震災の被災地に寄付する。午後3時に終わる。
支えてくれる地域の人たちに感謝を込めて感謝デーを開いている。一昨年までは毎年開いたが、準備の負担が大きく、職員の手が回らないこともあって1年おきに開催することにし、昨年は休んでことしは2年ぶりの開催になる。
平成27年9月関東・東北豪雨など最近の災害で東日本大震災の被災地が忘れられがちなことから、今回は福島を忘れないことをテーマにした。「かじまちの家」に入ったことのない人にも気軽な来場を呼びかけている。