三条市の洋画団体「茜会」の会員2人がその友だちを誘って16日から31日まで三条市本町6、地域たすけあいネットワーク「蔵ギャラリー」で、昨年に続いて「二人と友達展」を開いている。
2人は三条市地域包括支援センター嵐北のセンター長=三条市東裏館3=の鈴木泰子さん(55)、マルショウ田沢農園=同市代官島=の代表、田沢宏和さん(55)。鈴木さんは二科新潟支部準同人でもあり、油彩、水彩、色鉛筆で描いた洋画20点、田沢さんは油彩6点を展示する。
加えてふたりが誘った10人の作家による水墨画、書道、陶芸、パッチワーク、クロスステッチ、サンドブラスト、ビーズなども展示し、2人の作品と合わせて約70点になるバラエティーに富んだ作品が楽しめる。
同展は昨年6月に続いて2回目。鈴木さんが仕事で出入りする地域たすけあいネットワークから作品展の開催を勧められ、洋画仲間の田沢さんを誘って開いた。
「年に1回は開きたい」と意欲的な鈴木さん。「作品を出してくれた人からも自分の作品を人に見てもらう楽しさを感じてもらい、見る人と一緒にお互いが楽しくなる作品展になれば」と言う。
田沢さんは「教室は週1回だが、作品展があると少なからずモチベーションになり、発表できる場に喜びを感じる」と話している。毎日午前9時半から午後5時まで開場、会期中は25日が休み。入場無料。