16日から19日まで燕市吉田産業会館で開かれている第10回燕市美術展覧会(市展)の授賞式が18日、同会館で開かれ、奨励賞以上の35点に賞状や副賞を贈った。
ことしの市展には145人から165点の応募があり、審査の結果、各部門1点の最高賞の市展賞をはじめ、同じ各部門1点の今回限りの第10回記念賞と恒例の新潟日報美術振興賞、5部門合わせて20点の奨励賞が決まった。
鈴木力市長は、受賞者一人ひとりに賞状や副賞を手渡した。鈴木市長は「燕市はものづくり町として発展してきたが、そのベースには芸術、文化があった」、「価格競争にはいいデザイン、いい品物で差別化をしていく時代」とし、そのためにも「皆さまに笑顔になって取り組んでいただいている」と日ごろの創作活動をたたえた。受賞は次の通り。
■市展賞
日本画・市展賞・樋口宏さん |
洋画・市展賞・武田珠市子さん |
工芸・彫刻・市展賞・照田祐美子さん |
書道・市展賞・山宮碧洋さん |
写真・市展賞・三井田可人さん |
■第10回記念賞
日本画・第10回記念賞・松井寿子さん |
洋画・第10回記念賞・土田明さん |
工芸・彫刻・第10回記念賞・ 青柳忠行さん |
書道・第10回記念賞・早川聴琴さん |
写真・第10回記念賞・蝶名林稔さん(代理) |