“燕”つながりで東京ヤクルトスワローズと連携を進める燕市は17日、ヤクルトが日本シリーズ進出を決めたセ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)最終ステージ第4戦のパブリックビューイングの応“燕”イベントを行い、会場の市役所にヤクルトファン20人余りが集まって喜びを分かちあった。
燕市はヤクルトがリーグ優勝を決めた2日の阪神戦でもパブリックビューイングを行った。CSでは16日でヤクルトがアドバンテージを含めて巨人に3勝1敗となり、日本シリーズ進出に王手をかけたことから、17日もパブリックビューイングを行った。
リーグ優勝のパブリックビューイングは約70人が参加したが、今回はそれと比べるとぐっと少なかったのの、前回に続いて新潟市秋葉区を拠点とするファンクラブ「スワローズ新潟支燕会」(指田宣明会長)の会員も参加して応援をリードしてくれた。1階エントランスのテレビで野球中継を観戦しながら、スティックバルーンをたたき、選手に声援を送ってにぎやかだった。
前回、鈴木力市長は神宮球場でリーグ優勝をその目で見届けたので、パブリックビューイングには参加できなかったが、今回はほかの用を足して巨人最後の攻撃の9回表に市役所に滑り込みセーフ。ヤクルト勝利の瞬間を地元のヤクルトファンとともに歓声を上げ、クラッカーを鳴らして喜び、祝福した。
鈴木力市長は「日本シリーズでもヤクルトが勝って日本一になることを祈念して乾杯しましょう」とあいさつし、鈴木市長の音頭で全員に配ったヤクルト「タフマン」で乾杯。カウントダウンして「リーグ優勝おめでとう」とあった横断幕に重ねて「日本シリーズ進出おめでとう」とある横断幕を下げ、みんなで感動を共有して笑顔があふれていた。