三条市は2016年10月以降、データセンターを活用して財務会計システムを十日町市、見附市、魚沼市、湯沢町、粟島浦村と6市町村で共同利用する。
共同利用する6市町村の人口は合わせて約25万人、共同利用システムは財務会計システムと関連サブシステムで。関連サブシステムは備品管理、財務管理、契約管理、起債管理、電子決済システムで、利用については各市町村が個別に選択するする。
契約先は十日町市の情報・通信企業株式会社オスポック。来年10月にシステムを稼働し、各市町村のシステム更新時期にあわせて平成28年度から順に利用を開始する。
約10年間で共同利用市町村の経費は6億7,846万円から2億3,852万円へ約65%の経費削減になる。三条市では約64%削減でき、ほかの市町村では約40%から約71%の削減になる。
ほかにも堅牢なデータセンターと行政ネットワーク、LGWAN回線の利用でセキュリティーが向上。市町村ごとに培った知識などが共有され、業務改善や職員負担軽減といった効果が期待される。