弥彦村が31日に行う旧やひこ観光ホテルの廃墟見学ツアーに定員を大きく超える申し込みが殺到。村では定員枠を2倍に拡大してできる限り参加の希望に応えることにした。
弥彦村は、10年以上前の営業停止から放置されて廃墟と化しているJR弥彦駅前の旧やひこ観光ホテルをことし8月に取得。まだ解体の予定はなく、村民から内部を公開してほしいという要望に応えてツアーを企画した。
午後1時からと2時からの2回、計画し、それぞれ定員20人で参加者を募集したところ、それを大きく上回る申し込みがあったため、各回2つの班に分けて職員がガイドすることにし、定員を各回40人に倍増させた。
それでも21日午後5時までに残りは、午後1時の回で1人、2時からの回で6、7人しかなくなっている。
担当者によると「思った以上の反響」で、申し込みは村民より村外からの方が多く、遠くは埼玉県からの申し込みもあり、関心の高さに驚いている。申し込みは29日正午までに弥彦村総務課企画調整係(電話:0256-94-3131)へ、ただし定員になりしだい締め切る。