蒲原ガス株式会社(岩崎孝秋社長・本社新潟市西蒲区巻甲)は23日、燕市の社会福祉に役立ててほしいと先に開いたガス展で行ったチャリティーに寄せられた善意から15万円余りを燕市社会福祉協議会(青柳芳郎会長)に寄付した。
午後1時半に同社の遠藤一昭取締役営業部長と営業部営業課の玉木圭一課長が燕市社協を訪れ、遠藤部長から青柳会長に15万4,158円の善意を包んだのし袋を手渡した。
同社は毎年、ガス展を開き、2012年からチャリティーイベントを行って寄せられた善意を管内の社会福祉協議会に寄付している。
ことしは17、18の2日間、本社構内とガスショップ巻店、同燕吉田店の3会場でガス展を開いた。チャリティーイベントとして食品の販売やゲームを行い、その売り上げと会場に設置した募金箱に寄せられた善意を合わせて42万8,218円を寄付とした。
各社協への寄付は同社ガスの利用件数の割合に合わせて分配し、燕市社協以外は新潟市22万6,956円、弥彦村4万7,104円。来場者は前年比144%の2,818人と大きく伸び、寄せられた善意も同137%といずれも過去最高だった。
遠藤部長は「天気が良くて行楽に出かけてしまうと思ったが、朝から切れ目なく来場いただいた」とにぎわいを喜んだ。青柳会長は「わたしたちで福祉関係に喜んで使わせていただく」と感謝した。