全市規模となって3年目の「燕市農業まつり」が、25日午前9時から午後2時半まで燕市役所庁舎前駐車場を会場に開かれ、コンサートや即売などを行って地産地消も推進する。
メーンの即売コーナーは、会場にテントを張って35ブースが並ぶ。地元農畜産物、地元特産物加工食品、刃物などが販売され、人気は地域間交流のブース。旧三川村、旧入広瀬村、旧中之島町、旧下田村から特産品のキノコ、ナメコ、山菜、レンコンなどが販売される。
農産物の産地直売は、ことし6月に旧吉田庁舎の市民交流センター車庫に「ほっとするて〜吉田市」がオープンし、これまでの分水地区・道の駅国上の「ぶんすいふれあい市」、燕地区・JA越後中央燕営農センターの直売所「よりな〜れ燕いち」とあわせて、初めて3地区の農産物直売所がそろって出店する。
地元農産物の品評会も開き、つばめホールにはJA越後中央婦人部による書道や生け花の作品を展示する。
来場者を呼び込むの無料のサービスコーナー。午前11時半から豚汁3,000食とおにぎりを無料配布し、午後1時から行うもちつきでついたもちも無料配布する。さらにプレゼントコーナーでは、午前9時からと11時からの2回に分けてチューリップの球根1,000個ずつをプレゼント。午後1時から手づくり味噌を300人にプレゼントする。
ステージイベントでは午前10時40分から11時20分まで村上市出身の演歌歌手、朝日奈ゆうさんによるコンサートのほか、地元のフラダンス、踊り、キッズダンスが披露される。
また、ことしは燕市と連携する東京ヤクルトスワローズがリーグ優勝、日本シリーズ進出を祝って、午前10時から「ヤクルト400LT」500本の無料配布を行い、「つば九郎米」の販売などヤクルト応援のムードも演出する。
燕地区の「燕地区農業まつり」と分水地区の「分水地区産業まつり」を統合し、それに吉田地区も加わって一昨年から全市規模で農業まつりが開かれている。昨年は約1万人が来場する盛況で、主催の燕市農業まつり推進協議会では、ことしも大勢の来場を呼びかけている。
当日は駐車場不足が予想されるため、シャトルバスを運行。分水駅前発の旧JA小池支店経由、北体育文化センター発燕市民交流センター経由、JA北支店発JA燕支店経由の3系統で運行する。