全市規模のイベントとなって3年目、燕市の実りの秋の感謝祭「燕市農業まつり」が25日、燕市役所庁舎前駐車場を会場に開かれ、コンサートや即売などが行われた。
メーンの即売コーナーには、会場にテントを張って35ブースが並んだ。地元の農畜産物や加工商品をはじめ、県内各地の特産品を販売する地域間交流ブースも。地元農産物の品評会やつばめホールではJA越後中央婦人部による書道や生け花の作品展示も行った。
来場者の人気は豚汁とおにぎりをはじめ、もち、チューリップの球根、手づくり味噌などの無料サービスが人気で、いずれも配布を始める時間には長い行列ができた。また、燕市と連携する東京ヤクルトスワローズの日本シリーズ進出を祝う「ヤクルト400LT」500本の無料配布はわずか15分で無くなった。
ステージは歌謡ショーや地元のダンスもあり、駐車場もすぐに満杯になり、にぎやかな会場だったが、晴れたもののテントが飛ぶのではと心配になるほど風が強かったため、手がかじかんでくるほど寒く、来場者は昨年の1万人を下回る8,500人にとどまった。