薄刃ステンレス加工の株式会社富田刃物(富田博之社長・燕市小関)は、柄が角張ったユニークなキッチンバサミ「オシバサミ」を展示している。
もちろんこの形には意味がある。切るのに大きな力が必要なとき、柄の一方をテーブルなどの上に置き、もう一方の柄を上から押して体重をかけて切ったことがある人もいるだろう。しかし、安定せずにはさみが倒れてしまって危険性もあるが、このはさみはそれを可能にする。
柄の側面が平らで幅を広くし、安定して力をかえることができるアイデア商品だ。カニのカットや魚の下ごしらえ、骨付き肉などのカットなどに活躍するはずだ。
富田社長が、こんなはさみがあったらというアイデアを形にした。予価3,000円で11月中の発売を予定している。