燕市内のの金属加工企業を中心に北米向けレジャー用小型航空機「LSA(ライトスポーツエアクラフト)」を開発する事業がある。名付けて「燕三条LSA共同開発プロジェクト」。製作中のその試作機も展示されている。
試作機は、まだ骨組みがむきだしの状態で展示。3年前に初飛行したラジコンの実験機も展示し、開発費に充てる開発応援Tシャツの販売も行っている。
プロジェクトに向けて株式会社ATRヤマト(燕市吉田下中野)を設立して8年目。スケジュールでは2、3年後に商品化するとしており、飛行に伴う認可の手続きもあるが、来年には試作機を飛ばしたい考えだ。
北米市場がターゲットで、商品化への道のりはまだ遠いが、まさに翼に燕三条から世界へと羽ばたく夢を載せている。