加茂市岡ノ町、貸しアトリエ「あとりえきっか」では30日から11月3日まで「箱展〜作家たちのBox Art展〜」を開き、日本画やテンペラ、粘土人形などの作家8組それぞれの「Boxアート」を展示する。
作品は、同アトリエ主宰の長谷川優子さんが呼びかけ、ふだんは日本画、絵画の技法のひとつテンペラ、粘土人形、編みぐるみ、ミニチュアなどを制作している加茂、三条、新潟、仙台、埼玉の作家8組が「Boxアート」をテーマに制作。
4センチ角ほどの小さな箱の中に、ピンセットを使っても難しそうなコメ粒より小さな木の葉や1センチ弱の小さなオーブン粘土の人形たちが世界をつくっていたり、箱の中に来年の干支の猿や鏡餅などの粘土細工が並んだ縁起物詰め合わせ、箱の中から覗いたような感覚の絵画、小さな鍋などの道具もリアルに作られたキッチンなどのミニチュアの「箱ハウス」など、じっくりと覗き込んでしまうような作品ばかりだ。
箱展は、午前10時から午後5時までで、最終日3日は午後3時半まで。入場無料。会場は、加茂山公園駐車場前から加茂駅に向かって数百メートル先の左側、「ショッピングセンターメリア」の裏。出展者は次の通り。
▲近藤充(洋画)▲斉藤和行(日本画)▲ねんど母さん(オーブン粘土)▲kinoneko(編み物)*puco*(オーブン粘土・ミニチュア)▲のほほん工房&Lamm(ミニチュア)▲長谷川優子(日本画)▲あとりえきっかこまもの部(オーブン粘土)
■展示作品より