弥彦神社御遷座百年奉祝行事として31日から11月3日までの4日間、弥彦村・ヤホールを中心にさまざまなイベントを盛り込んだその名も「弥彦博覧会」が開かれる。
4日間とも午前10時から午後4時まで開かれ、初日31日は午前10時45分から開会式が行われる。4日間通して行われるのは、県内酒蔵大集合、大木展示、スイーツ、屋台・露店、足湯体験、特産品販売。県内酒蔵大集合はヤホール内に県内の酒蔵から集めた日本酒約90本を試飲できる。
大木展示は一足早く18日から行っており、百年前に弥彦神社の社殿が建設されたときに使われたものに匹敵する大木を弥彦駅前に展示し、建設の規模の大きさを感じてもらっている。スイーツは村の8つの旅館や店でそれぞれ数量限定でスイーツを販売する。
屋台・露店はヤホール前に10店ほどが並ぶ。足湯はヤホール脇の下屋で足湯を利用できる。特産物販売はヤホール内で弥彦の銘菓などを販売する。また、フリーマーケットは2日目の11月1日から3日まで弥彦公園内で開かれ、10店ほど出店する。
ステージイベントがヤホール内で行われる。31日午後1時半から地元の山崎紘一さんがアコーディオン演奏、11月1日午後1時半から弥彦山太鼓の演奏。3日午後1時半からフラダンスが行われる。
秋の行楽シーズンにあわせ、弥彦の神さまとともにより多くの人から集って楽しんでもらおうと企画した。1日には近県からも行楽客を集める弥彦菊まつりが弥彦神社境内で開かれ、弥彦公園のもみじ谷の紅葉もすでに見ごろ。村の玄関口に立つ日本一の大鳥居は改修工事が終わって30日からライトアップが始まった。
ほかにも弥彦神社は七五三参りのシーズンで。31日は旧やひこ観光ホテルで定員を大きく上回る申し込みのあった初めての廃墟見学ツアーも行われ、弥彦の秋の行楽は一気に全開だ。