東京ヤクルトスワローズとの連携を図る燕市の鈴木力市長は30日、燕市でもヤクルトを応援する組織をつくる考えを示した。
鈴木市長の30日の定例会見で、前日29日にプロ野球日本シリーズでヤクルトが敗れ、ソフトバンクホークスが優勝を決めたことに関連した質問に答えたもの。
燕市は、ヤクルトがリーグ優勝と日本シリーズ進出を決めた試合で市役所でパブリックビューイング行い、それぞれ70人、20人ほどが観戦し、いずれも新潟市秋葉区を拠点とするファンクラブ「スワローズ新潟支燕会」(指田宣明会長)の会員が会場での応援をリードしてくれた。
鈴木市長は「燕市も独自の組織をつくりたい」とし、「次のシーズンが始まる前に、できればキャンプインまでに」と日程も示した。
ヤクルトが日本シリーズで敗れたことについては「さすがにソフトバンクの壁は厚かった」と振り返り、とはいえ「リーグ優勝の偉業は消えない。大いに胸を張って1年間を締めくくってほしい。来年はさらなる飛躍ができるよう頑張ってほしい」とたたえた。
スワローズと地元民間業者がコラボレーションした商品開発も進み、次の展開は「つば九郎米」から焼酎を作る取り組みもあり、来年もいろいろな展開ができるように取り組みたいと話した。