真宗大谷派三条別院(池守章輪番・三条市本町2)で5日、宗祖親鸞(しんらん)の祥月命日に向けた法要、お取り越し報恩講が始まった。
報恩講は毎年、5日から8日までの4日間。初日5日は午前11時からお待ち受け音楽法要で始まった。抜けるような青空が広がり、本堂には約400人が参集した。
音楽法要はことし5月の七百五十回御遠忌法要で行ったのと同様のもので、100人近くの門徒で編成するコーラス隊が仏教讃歌を歌うなか、厳かに法要を営んだ。
1日に3回の法要を行うとともに、今回は宗門で著名な2氏を招いて5日と6日のそれぞれ午後1時から祖父江佳乃氏が節談説教、7日午後1時からと3時半から、8日の午前11時55分から一楽真氏が法話を行う。